モーリス W-60の1976年製です。(当時の説明書つき)

初期型に見られるスノーフレークインレイ、ツチヤサインです。
ツチヤサインは自社工房でしっかりしたつくりと評価が高いです。
ヒゲ型のピックガードがついています。

トップはスプルースの単板。
サイドバックはハカランダ使用。
1976年はW-100とW-60にハカランダを使用していて、カタログにはハカランダとだけ書かれているのですがおそらくどちらもハカランダ合板と思われます。
バックにはハカランダ特有の白濁が見られます。

トップのスプルースは目が詰まっていてベアクローが見られます。とても良い材を使っています。

サウンドホール周りにピックアップを取りつける為のネジ穴の跡がありますが音には影響なしです。
気になる傷はそこだけで他は超美品です。

同じヒゲギターの80年製WJ-50はトップが合板ですが、このギターは76年製W-60のスペックなのでトップが単板です。

クールなスノーフレークインレイとヒゲの愛らしさが合わさった、しかも材のよい唯一無二のギターだと思います。


トップ：スプルース単板
サイドバック：ハカランダ３ピース芯チェスナット
ネック：マホガニー
指板 : ローズウッド

製造年···1970年代

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